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血液内科 骨髄異形成症候群 急性骨髄性白血病 慢性骨髄性白血病 慢性リンパ性白血病

 

診療所内のご紹介

   
看護科   看護助手科   検査室   薬剤室   事務・IT科   事務長


診療所スタッフのミッション 

東京血液疾患診療所には、緒方先生の治療を求めて日本全国津々浦々から、そして外国(中国、台湾、アメリカ、オーストラリアなど)からも骨髄異形成症候群を中心とする造血器腫瘍の患者さんがいらっしゃいます。私たちスタッフの仕事はこれらの患者さんが求めているもの緒方先生の診断や治療)を先生のオーダーに従って提供することです。
緒方先生といえども、一人で医療を提供することはできません。その意図を理解し、忠実に実行するスタッフの存在が必要です。私たち東京血液疾患診療所のスタッフのミッションは緒方先生のオーダーの忠実な実行です。

病院のというよりはどこの組織でも大敵はセクショナリズムです。特に病院は各セクション、資格が必要な場合が多いですから、他業務を経験する機会がありません。異動のある一般企業よりずっとセクショナリズムに陥りやすいという欠点があります。視野が極端に狭くなってしまいがちです。
それを嫌って東京血液疾患診療所を立ち上げたのです。事務、コメディカル問わず全員で患者さんのことを支えようと常にみんなに話しています。

毎朝、毎夕、全員でミーティングを行います。かなり多くの病院で各セクションだけで申し送りを行い、しかもその情報が医師に伝わる仕組みはありません。昨今やっと電子カルテの普及により、医師も看護記録を見ることができるようになったというのが現状で、しかしよほどのことがなければ医師がそれをすることは稀です。


緒方先生は今までの経験を踏まえ、患者さんの状況を正確に速やかに把握し、対応ができるように毎朝・毎夕のミーティングを行うことにしました。そして、事務も薬剤も検査も看護も看護助手も全員が参加し、入院、外来の患者さんについて全員が把握するようにしています。
そうすることにより、スタッフ全員が緒方先生の意図を理解し、その意図を実現するために自主的に動くことができるようになります。

事 務 長 山 元 由 美



看護科 

 私たちは、緒方先生の血液疾患をもつ患者さんへの治療の思い、その情熱に賛同し、患者さん一人一人の病状や患者さんと家族の病気に対する気持ちを理解して向き合った看護をしたいと思っています。

 セカンドオピニオンに同席すると、患者さんと家族が病気に立ち向かおうとしている姿や、また他院での治療に不安を抱えていることがよくわかります。 当診療所に通われる患者さん全員とより良く関われるために、看護師はローテーションを組んで外来と病棟の業務を行っています。それは、通院している患者さんが入院する時には、普段の様子やその患者さんの生活背景を把握できますし、逆に入院患者さんが退院して再度通院するようになった時には、その後の生活状況を確認して、継続した看護に結びつけることができるためです。
 患者さんの生活背景を理解し、一般の病院のように型にはめられた看護ではなく個別性をもった看護を行うこと、そして、外来でも病棟でも知っているスタッフが看護することが、何よりも患者さんの安心につながると思っています。

外来看護
当院の外来には、内服治療はもちろん、外来化学療法、輸血、注射を受けに通院されている方も多くおり、その中には仕事をしながら通院治療をしている方、遠方からいらっしゃる方もいらっしゃいます。

 診断から治療、その後の経過観察と長期にわたり患者さんと関わっていく中で、そうした患者さんひとりひとりの状況を考え向き合い、いくことが、療養生活を支えるうえで大切であると考えています。

 また当院ではナース・アシスタントともに外来・病棟と固定ではなくローテーションで両方を担当しています。そのため入院になった際にも、外来通院時の様子から入院中、その後退院して再度外来通院となった場合にも、継続して関わることが出来るため、スムーズな連携と情報共有、継続した看護を提供することが出来ていると思います。
  その人らしく過ごすために何が出来るかを第一に、他職種と協働し、また、患者さんとそのご家族とともに一緒に考え、価値観を理解、尊重し、支えていける看護を目指して日々関わっていきたいと思います。

 有床診療所のため、最大入院患者数は19名です。患者さんの中には、北海道から沖縄、または海外から定期的に通院される方がいます。その中で、集中した治療が必要な方や病状により早期対処が必要な方が入院されます。ただでさえ長期的な治療になる患者さんにとって、入院ともなるとストレスを感じてしまいます。
 緒方先生は、患者さん個々に合った治療を行うため、看護においても血液内科のエキスパートとして個別性のある的確なアドバイスができ、少しでも身体的、精神的な負担を減らし、患者さんと家族が安心・安楽に治療に望めるような環境を大切にしていきたいと思っています。

 看護師長  飯塚 美貴
MDS Foundation International Nurse Leadership Board(NLB)
      (国際MDS財団 指導看護師)メンバー
MDS患者フォーラムなどで患者さんのQOL(生活の質)の維持・向上のため、
NLBで得た情報を提供、指導しています。

日本輸血・細胞治療学会認定 臨床輸血看護師
臨床輸血に精通し安全な輸血に寄与することのできる看護師と学会から認定を受けた看護師です

看護助手科 

看護助手の仕事

直接患者さんのお世話するという大切な仕事をしています。医療行為は行わないけれど、看護チーム・医療チームの一人として直接患者さんの役に立つ、とても大切ですがやりがいのある仕事です。患者さんにとっては一番身近で、回復を支える存在です。
主な業務は、患者さんの生活環境を整えること、患者さんの日常生活を援助すること、診療の環境を整えることです。
(当診療所患者さんは自立度は高いので、身体介助はあまりありません。) 

当診療所に通われる患者さん全員とより良く関われるために、看護助手も、ローテーションを組んで外来と病棟の業務を行っています。それは、通院している患者さんが入院する時には、普段の様子やその患者さんの生活背景を把握できますし、逆に入院患者さんが退院して再度通院するようになった時には、その後の生活状況を確認して、継続した看護に結びつけることができるためです。
患者さんの生活背景を理解し、一般の病院のように型にはめられた看護ではなく個別性をもった看護を行うこと、そして、外来でも病棟でも知っているスタッフが看護することが、何よりも患者さんの安心につながっています。

資格(初任者研修、実務者研修、介護福祉士、ケアマネージャーなどの)のない方でも資格取得を支援する制度があります。事務長がペースメーカーになって指導してくれます。

看護助手  工藤 彩


薬剤

抗がん剤の調剤業務

血液疾患の治療において、抗癌剤は切っても切れないものです。 また、ほとんどの抗癌剤治療は、繰り返しの投与が必要であり、患者さんは長期にわたり副作用の不安を抱えています。
私たちは、そんな患者さんたちの気持ちに寄り添うことを目標としています。
私たちの目標は、緒方方先生の細密なオーダーを正確に実行し、また患者さんの様態に応じて臨機応変のオーダー変更にも即時に正確に対応できるようにすることによって、患者さんの治療に寄与することです。

また、毎日2回のスタッフミーティングで患者さんの状態を共有し、常に情報を整理して、緒方先生の迅速で細やかな治療に対応できるようにしたいと考えています。
 
○処方監査~調剤 抗癌剤にはそれぞれ定められた休薬期間があります。また、患者さん一人一人の状態に応じ、投与量が細かく設定されています。 私たちは休薬期間が守られているかだけでなく、検査値・問診などから得た副作用情報を考慮し、それらの投与量が適正かをチェックしています。 投与歴は患者さんごとに管理表を作成し、保管しています。

○ミキシング 抗癌剤のミキシングは安全キャビネット内で行います。 必ず2名で行い、処方箋に基づき正確に秤取したものを、ダブルチェックしています。 閉鎖式システムも採用しており、抗癌剤暴露に対しても細かい注意を払っています。


調剤業務・服薬指導・医薬品管理業務
○調剤業務
  医師の処方せんに基づき、入院・外来患者さんの内服・外用・注射薬を調剤しています。患者さんに薬の適正使用に必要な情報を提供し、服薬支援を行っています。

○ 医薬品管理業務
  病院内で使用される医薬品の購入、在庫管理及び有効期限などの品質管理を行い、良質な医薬品を安定供給する役割を担っています。

○病棟業務
  入院患者さんへの薬の説明、相談対応、副作用回避のための処方確認などの治療支援業務を行っています。 例えば、抗癌剤治療を行う際には、十分納得して治療に臨んでいただけるように事前に患者さんと面談して治療スケジュールや副作用とその軽減・回避のための対策等の説明を行っています。
 また、全ての入院患者さんの持参薬の確認を実施し、入院中の治療に影響が無いかチェックしています。持参薬の内容や患者さんとの面談から、薬物使用歴、副作用歴、アレルギー歴等を考慮し、医師と協働して有効で安全な治療が行えるよう努めています。

薬剤室長:緒 方 美 香
薬 剤 師:若林美由紀
薬 剤 師 : 田 中 麗


検査


 当診療所において臨床検査室は重要な役割を持つ部屋となります。 そのため、検査室内では最新鋭の血液検査機器を揃えて検査を行っています。 これらの機械は大病院などで使用しているものと同等あるいはそれ以上のものを揃えており、極めて精度の高い検査を受けることができます。

 当診療所は血液疾患に特化した診療所で、血液像を見る検査技師にとってこれほど勉強になる場所はありません。総合病院や検査会社で一日中血液像を見ていても、異常細胞を見ることは稀ですが、当診療所では、異常細胞の出現はもちろん、経過を追う間に細胞に変化が起きてないかを継続的に観察することができます。
 さらに ディスカッション顕微鏡を用いて緒方先生と一緒に見ることで理解が深まり、その場ですぐ質問ができるというとても恵まれた環境で日々業務に励んでいます。

 また緒方先生が開発した骨髄異形成症候群のフローサイトメトリー検査を受けられるのは現在のところ当診療所だけです。この検査は(社)東京血液疾患研究所で開発されたもので、すでに特許申請を済ましており、緒方先生を中心としたヨーロッパ、アメリカの共同研究グループが現在世界的な実用試験に向けて準備中の検査です。


 私たち検査技師は、検体を相手にしているとその向こう側に患者さんがいるということを忘れがちになってしまいますが、単なる検体として扱わず、患者さんと直接向き合う姿勢を常に持ちながらチーム医療の一員として、日々の仕事に全力を尽くしたいと思います。
 私たちにとっては、迅速に精度の高い検査結果を出すことが最大のミッションです。

総合血液学検査装置(SIEMENS ADVIA 2120i)

自動塗抹標本作成装置(SIEMENS ADVIA Auto Slide )

総合血液学検査と自動塗抹標本作成装置を連結させて血液算定から標本作成、普通染色までを連続して行ってくれます。
特に血算に関して2万以下の血小板数など通常の精度管理しかしていない機械では誤差が大きくなりがちです。よって特に血球減少を多く扱う当診療所では、導入時に日本で販売されている血算の装置をすべて検証してこのADVIAを選択しました。SIEMENS ADVIAは緒方先生の厳しい目に適って採用された装置で、扱いは多少面倒ではありますが、機械として美しく、 極めて精度は高いです。

特に血液疾患の場合は血液算定と顕微鏡による標本観察はとても重要です。 そのため、ほとんどの患者さんが顕微鏡での観察を必要としています。ですから塗抹標本作成と染色を自動でできるこの装置は当診療所には不可欠となります。

   

自動顕微鏡/血液細胞分類装置 CELLAVISION®DM9600

【末梢血と体液塗抹標本の目視分類を自動化】
人工知能(ANN)により300種類以上の細胞特性を解析し白血球を分類、臨床検査技師はモニター上で細胞画像を確認、修正、コメントを入力できます。
<デジタルスライドモード>スメア上の指定のエリアを100倍、500倍のデジタル画像で撮像。特異的な細胞には標識をつけることで、いつでも表示が可能です。

今日、自動分析機による細胞分画も精度が上がっていますが、やはり顕微鏡を使って人の目で判断するのにはかないません
しかしながらセラビジョンDM9600を診察室で使用することにより、直接緒方先生による検鏡が可能になり、検査の精度が上がり、また技師への指導・教育も効率的にできます。


生化学(Roche cobas 6000 c501)

一般生化学項目肝機能、腎機能・栄養状態・炎症・血糖・HbA1cが測定可能です。 コバスはコンパクトでフォルムと色(コバスブルーというらしい?)が美しいですが、意外にも処理能力はとても高いです。


生化学項目は血液から血球成分を除いた血清・血漿成分を使用します。 そのため、遠心分離が必要となり、時間がかかります。 測定項目数にもよりますが測定開始から約16分で結果が確認できます。当然のことながら精度の高い検査データを返却するために、毎日始業前に精度管理の実施をしています。
コバス6000は故障も少なく、精度管理やメンテナンスの指導もきちんとしており、信頼できる機械と会社ですね。

輸血(BIO-RAD IH-500)

血液型、不規則抗体スクリーニング、交差適合試験などの検査を自動で行う装置です。 血液疾患特にMDSでは血球減少が問題となります。白血球、赤血球、血小板の3系統のうち補充療法を行う赤血球と血小板の輸血を行う前には必要な検査となります。 輸血をする場合にはまずはご自身の血液型を検査します。血液型が確定したら投与する血液と血液型を合わせることはもちろん、それ以外にも人それぞれ特有の抗原型があります。患者さんの血液と投与する血液がマッチするかどうか、その検査をします。 場合によっては、不適合となり、別の合う抗原型の血液を取り寄せなくてはなりません。 以前までは用手法が主流でしたが、自動化が進み操作者による判定の差がなくなりました。

輸血による事故はあってはならないものなので、こうした機械による精度の高い検査を行うことで安心して輸血を受けられるようにしています。

なんとこのロボットアームは踊るらしいです。ドバイやソウルでは踊っています。

Bio-Rad IH500 - The Perfect Move


Happy IH-500 Seoul



まだ、ウチの検査室のコは踊っていません!!!


超音波検査



超音波の機械は東芝の Nemio XG SSA-580Aです。
特に変哲のない、使いやすい機械です。


      島津製作所のX’syPro Apackです。
      使い方も簡単で、とっても綺麗に写るものですね!

X線検査


CT検査

GE社のマルチスライスX線CT装置 
Brivo CT385 Advanceです。
とっても画像が綺麗で、使い方は簡単で、かつ付属の解析ソフトが優れものです。
診療に意外と役立っています。

フローサイトメトリー検査







受付・医事・会計 & IT・庶務

●受付
 患者様の受付をしたり、カルテを作ったり、計算をしたり会計を行ったりします。代表電話もとります。当診療所の場合、あまり理不尽なクレームをもらう事はありませんが、個人情報を扱いますので気は大変使います。 さらに患者さんを呼び出したり、患者さんが持ってこられる様々な書類の処理などを行います。ここの場合は医事だけではなく、先生や看護師との連携もあります。

●診察室業務
 交代で診察室に入り、書類作成や電子カルテの代行入力なども行います。
●薬剤事務
 交代で薬剤室に入り、書類の整理や院内処方箋の処理、薬剤師の補助業務なども行います。
●入院業務
 入院している方の点数計算、請求書の発行などを行います。
●総務
 経理、人事、福利厚生など総務的な仕事もします。
●連携・相談業務
 地域連携係を設けており(担当:河原)、様々な問題を相談(担当:山元)できます。

●電子カルテやパソコンのお世話や検査システムの管理

●カルテの管理や開示、サマリーの依頼など診療情報に関する分析や管理など
・転入職員向け操作研修
・電子カルテレベルアップ
・各種システムの動作監視及び不具合時の一次対応
・システムに格納された医療情報の統計分析
・システム導入・更新の検討への参画

●診療所内の庶務業務も行っています。
・診療所内営繕
・院内・院外の整備・片付け・清掃

 どれも間違うと大変な事になりますので気は抜けません。診療所の全体を支え、管理する重要なポジションです
 ですから事務であっても全員が血液疾患についての十分な知識を身につけるために、毎週勉強会で学んでいます。
 不安を抱えて来院される患者さんに、少しでもリラックスしていただけるように、心がけています。
 私たちの存在が患者さんの安心に繋がれば幸いです。


  

東京血液疾患診療所







電話番号
03-3425-2808
(9時~16時30分)

住所 〒156-0052
東京都世田谷区経堂5-38-9

小田急線((新宿から急行約12分)
経堂駅・千歳船橋駅下車 徒歩6分

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(社)東京血液疾患研究所

東京血液疾患研究所 骨髄異形成症候群

国際骨髄異形成症候群財団
International MDS Foundation

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